「癌」
嫌な言葉ですね....
私は、「急性骨髄性白血病」という血液の癌を発症しました。
私も親も誰も予想できず、ましてや親族間で白血病になった人はいません。
先に結論を申し上げると、「がん保険」には加入しておくべきだと思います。
加入すべき理由を申し上げる前に、加入しない理由を挙げると
- そもそも自分は癌にはならないと思うから
- 保険料が高い
- 癌の可能性が出てからでもいいだろう
このような理由で、加入を見送っていないでしょうか。
(他の理由もあるかもですが)
おそらく一番の理由は「自分が癌にかかるとは思えない」ではないでしょうか。
私もそう思っていました。
特に太っているわけでもなく、食事もちゃんととっており、過度な飲食をせず、喫煙もせず、飲酒もほぼない。
こんな私が「癌」になるわけがないと思っていました。
なので私も当初は「がん保険」に加入していませんでした。
のちにこの選択を後悔することになりました。
次に加入すべき理由を申し上げます。↓
もし、何年後何十年後に癌を発症することが、予めわかっていれば保険に加入するかどうかの判断はしやすいでしょう。
しかし.....
本当に、突然 それはやってきます。
いくら健康に気をつけていても、細胞一つ一つまで管理できる人なんていません。
つまり、自分自身の身体が今どうなっているのかなんて予想できないんです。
健康診断等で疑いがあった時には、すでに発症しているか発症していないか。
この2択です。
「発症しそうですよ」なんて言われたことありますか?
つまり、わかった時にはすでに手遅れということです。
私の白血病もそうでした。
高熱と喉の痛みから始まり、薬を飲んでも完治せず鼻血の流血。
そこでやっと「これはヤバイやつじゃないか」って思えたんです。
そして、「白血病」になっていました。
癌になったら早期に治療しないと生死に関わってくることは皆さんもご存知かと思います。
そこから私の場合は、半年間の入院生活です。
抗がん剤治療、毎日の血液検査、様々な検査.....
癌に伴う治療費、入院費がすごいことになることは想像できますよね。
これでも「がん保険」が不要だと思いますか?
さらにもう一つ伝えると....
退院後に癌の再発があるかもしれないから「がん保険」に加入しておこうということになりましたが、様々な条件により加入できないということでした。
(私の場合は、治療終了後から5年経過が条件でした)
保険よっては加入条件が厳しいものもあるようです。
(特に再発のための保険加入の場合は)
仮に加入できても従来の内容とは違ったり....
そうなった時、保険に加入しておけば良かったと思いました。
そもそも癌になること自体、イレギュラーなので誰の責任でもないです。
私はその時「がん保険」の大切さを理解しました。
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最後に・・・
「癌」は突然やってきます。
突然に「死」の可能性がやってきます。
私も「白血病」と診断を受けたときは、「もう死ぬのか...」と思いました。
癌にならないための対策とかは色々情報はあがっていますが、結局のところ確実な情報はないと思います。
であれば、もしもなってしまったときのことを考えて、必要なことを先にしておくことが後悔しない結果につながるのではないでしょうか。
(もちろん、発症しないことが一番です)
特に保険は、加入すればする分いざという時に役に立ちますが、実際に保険適用の条件に該当しない限りは無駄なお金になってしまう可能性もあります。
本当に加入すべき保険とは何か。
一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
私は、自分で調べたり家族や友人に相談したりして情報収集しています。
わからなければ、プロの人に一から教えてもらうことも視野に入れていいと思います。
もしかしたら、自分が思い込みをしていた部分に気付き、保険についての理解が深まり、加入すべき保険を見つけることができるのではないでしょうか。
【自分の身体を信じ切るのはいいが、時には疑うことも大事、
頭や心では健康を祈っていても、時に身体は勝手に裏切る。】
↑これは私が白血病になって学んだことです。
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