私は大学在学中に「急性骨髄性白血病」になりました。
ちなみに「M2」という型で、芽球性の白血病でした。
具体的な説明は省きますが、
確か、骨髄内にある芽球(血液が作られる前の赤ちゃん細胞)が本来なら骨髄内で赤血球、白血球、血小板などに変換されてから血液へ流れていくはずが、私の場合は変換される前の芽球がそのまま血液内に流されて白血病細胞となり体内に充満していくという説明をお医者様から受けたと思います。
(間違っていたら、ごめんなさい。)
とにかく、免疫力がどんどん下がっていき本来ならかからないはずの感染症を引き起こすというイメージを持っていたのは覚えています。
初期症状としては、発熱・喉の痛みでした。
当時は冬の時期だったのでただの風邪だと思っており、普通に処方された薬を服用しておりましたが、喉の痛みは治ってもなぜか熱だけが一向に下がりませんでした。
そこから数日後に急に鼻血が出まして、なかなか止まる気配がなくほぼ流血状態でしたので流石におかしいと感じ、血液検査をした結果「白血病」と診断を受けました。
(病名を聞いたときは、「あ、これ死ぬやつやん」って思いました)
診断を受けた翌日に入院し、色々と説明を受けましたがあまり実感がなく、明日から抗がん剤治療が始まるので髪の毛も丸坊主にして、はじめての病院食を食べ、親が自宅へ帰った後、一人になった瞬間、涙が止まらなくなりました。今までの人生の中で自分の意思では止まれないほど泣いたのは初めてでした。
そして、抗がん剤治療が始まり、様々な苦痛や苦悩を経験することになりました。
この話はちょっと生々しいので省きます。
結局、約半年間入退院を繰り返しながら治療をしていただきました。
その入院期間中にいろんなことを「後悔」していました。
- なぜあの時もっと勉強しなかったんだろう
- なぜ出来ないと勝手に決めつけていたんだろう
- もっと活発的に色々したかったな〜
など、病気になった後悔よりもこれまでしてこなかった後悔を感じていました。
なら、後悔しない人生とは何か。どうしたら未来の自分が過去を振り返った時に後悔を感じないのか。
考えました。
そして...
今やりたいと思ったこと、これからやってみたいと思ったことはとりあえずやってみることが後悔しない人生ではないかと思いました。もちろん出来不出来はありますが、やってみたけど出来なかったことは自分の中では後悔ではなく「失敗した経験」となるだけで「後悔」にはならないはずと考えました。
そんなことを考えながら、入院期間を過ごし、社労士との出会いもあり
抗がん剤治療がちゃんと効いて、「完全寛解」になって無事退院することが出来ました。
退院時期が就職活動時期を被っていましたが、著しい体力の低下と見た目(特に頭とか)が酷かったので就職活動は諦め、ひとまず親戚の紹介先で働くことに決まったので、退院後は体力回復と筋力回復のため筋トレを始めました。
そこから、再発もなく無事に5年が経ち、主治医からも「もう再発の可能性はほとんどないだろう」と言っていだだきました。
(その一言がとても嬉しかったです。)
この5年の間と現在では、自分のやりたい事、なりたい事を見つけ
そのための努力をたくさんしています。
私の場合は、社労士に興味があったので、社労士事務所で業務経験を積みその後は一般企業の人事で人事労務の課題に取り組んでいきたいという目標を達成するために転職をしています。
もちろん、資格を取得できれば「独立」という手段も.....
プログラミングも勉強しました。
そして
このブログもやりたい事の一つです。
まだ始めたばかりですが、このブログで色々な経験、情報を発信して「アフィリエイト」につながることを目標に継続していこうと思っています。
↓参考にさせていただきました。
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皆さんもそれぞれの目標のために一緒に頑張りましょう!
最後に・・・
私は、白血病という経験があったことで変わることが出来ました。
(正直、まだ不安もあります。)
むしろ、この病気の経験がなければ何も出来ない、やらない人生を送っていたかもしれません。(今となってはわかりませんが...)
本来ならこんな経験をする前に気づくべきだったことだと思います。
もし、今の自分を未来の自分が見て後悔しそうだなと感じている方がいらっしゃるのでしたら、それは変わる事のできるチャンスなので逃さないようにしてほしいです。
どうせなら、人生を楽しく謳歌したいな〜